ステムのグリスアップ

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古いCB250にはステムの締め付けの強弱によるダンパーが着いている。
しかし、まずはステムがしっかり作動しなければ話にならない。

いきなりだが分解。
手順はホイールを外しフォークを外しトップブリッジを外しストリップする。
普段乗っていて急な段差を乗り越えたりして、強い衝撃を加えると、レースにボールが打ち付けられ打痕がついてしまう。これが引っかかりの原因となる。
ハンドルを左右にゆっくり切って途中でカクンと引っかかる感じがあれば打痕がついてしまっているかもしれない。

ステム側のレースはプーラーなどで引っ張るか、上手くこじって外すしかない。無理にやって傷つけたり破損しない様に気をつける。
フレーム側は、下から長い棒などをあてがいたたいて外す。

新しいレースを組み付けグリスをたっぷり塗り、接着剤代わりにしつつボールをくっつける。
上18個、下19個のボールを入れ、慎重に差し込む。隙間が開くがこの隙間がないとスムースに作動できないので大丈夫。
この際ボールをフレーム内に落とさないようにする。

まずトップスレッドを手で閉めこむ。
上下前後左右にガタがないようにする。

少しずつ動かして自重でカタンと動くようにする。
手を離して途中で止まるのは締めすぎな為、調整する。
スムースに動く中で尚且つガタが出ないようにする。

ダンパーの位置決めにフレームに引っ掛ける部分があるので注意する。
エンド部もスクエアになっているのでしっかりはめ込んでから締め付ける。

フォークトップボルトのOリングはできれば都度交換してやりたい。

2007/11/18

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