エンジンの載せ換え　3

次の週末はフルトラを移植し、タペット調整、ジェネレーターカバーからのオイル漏れ修理などをした。
いくら調整しても左からの強烈なタペット音は消えない。
しかし衝動は抑えられず走ってみた。ガソリンを入れるついでに。
調子は最高だった。「ドンッ」って背中を押されるような感覚のあと一気に加速する。これだったんだ。ＣＢって。
遠回りしてもっと走ろうと思ったときいやな予感がして足元を見た。
「オイルが漏れている」確かにさっき見たときポタッって落ちたのは知っている。
今ではボタボタたれている。後ろを見ればオイルの筋が残っていた。
「やばい」あわててＵターンしてなるべく回転を上げないように戻った。およそ1.5ｋｍくらいだと思う。
クラッチリフターロッドのシールだった。
今日はもうやめてパーツを注文した。

これまでの経緯